お金持ちが止まらない③
ピケティさんンの提案をまとめてみると
・資本主義の格差はしょうがない
家庭の環境で生まれた時点で勝敗が決まっちゃうような世襲資本主義社会は
皆が損をすると。今現在は完全に世襲資本主義社会になっているわけではないんですけど、今後格差が広がり続けてしまったら今後本当に現実として起こるのも不思議では
ありません。経済成長していくこともみんなで目指さないとダメなんですけど
経済成長だけにたよるのではなくて世界的に累進資本税を導入していくことが
貧富の差をなくす一番の提案だと思います。
この本の結論は
r>g
r=資産運用していくお金>g=労働で生まれるお金
が増えていっているのが現代社会で、このままだと資産家と労働者の
格差が拡大してしまいます。そして経済成長だけではどうにもならない状態の中で
対策として世界的な累進資本税を導入していくことが必要です。
お金持ちの資産に税金をかけてちゃんと庶民にも分配していく仕組みを作ることが
大事だと思います。
そして一番大事なのは我々サラリーマンは
今から、株、FX、不動産をやりましょう!
という話ではありません。
この本を使ってセールスをしている方は結構いると思うんですけど
僕的には真逆かなと思います。
まずこの本をみて一生懸命働いていることが馬鹿馬鹿しく思うと思います。
自分の気持ちを憎んだこともありました。
ただ、いったん立ち止まって考えてみるとそもそもトップ10%の資産家に
なる必要があるのかと思ったんですよね。
確かに資産家はお金を使いきれないくらい持っているのは凄い事
なんですけど別に資産家だけしか幸せになれないわけじゃない。
と思ったんですよね。
資産家じゃなくても幸せな人は多いですよね。
僕たちサラリーマンが幸せになる為に目指す方向はまずはここなんじゃないかな
と思ったんですよね。
ピケティさんの本をみて感じたことは
働くことが馬鹿らしいから投資しよう!ではなくて
資産運用・投資→投資家と戦わないこと戦っても
100%資産家に負けてしまうと思ったんです。
手元にお金があって投資も勝つまで投資し続けられる人が強いんですよね
資産家のお金は増殖し続けているわけですから、そんな資産家と投資という
フィールドで戦っても資本力で潰されるだけなのかなと思ってしまいます。
長期のインデックス系の投資はおススメですけど、この本を読んで
投資で生計を立てるのは大きな間違いかなと思います。
一方でお金持ちになるのではなくて、質素に生きろと言ってるのではなくて
超絶お金持ちの資産家と自分を比べるのは辞めて自分が大幸せに暮らすために一体
いくら必要なのかまず考えてその分だけ稼げれば良いと思いました。
必要な分稼ぐにはどうすればいいか。
サラリーマンとしてゴリゴリ出世をしてみるのもいいですし、僕みたいにブログ収益化を狙ってみるなど目の前の仕事で成果を出してお金を稼ぐこれに尽きるのかなと思いました。人的資本や社会的資本が重要なのかと思いました。
目の前の仕事で成果を出して稼ぐ。資産家の養分にならないように注意して
生きていきましょう。